ここではリストと辞書とタプルについて解説します。
前の記事で紹介した変数とデータ型の知識が必須になりますので、そちらもご覧ください。
リストとは
リストには様々な値(数値、文字列、bool、…)を複数格納することができます。
リストに格納されているそれぞれの値を要素と言います。
要素にはインデックスという番号が振られており、このインデックスを使うことで要素にアクセスできます。

リストは角かっこ[]で作成します。要素の間はカンマ(,)で区切りましょう。
使用例
以下はリスト(fruits)に果物の名前を格納するコードです。
fruits = ["apple","orange","grapes","banana"]
print(fruits[0]) #apple
print(fruits[1]) #orange
print(fruits[2]) #grapes
print(fruits[3]) #bananapirnt(fruits[インデックス番号])で果物の名前を呼び出しています。
リストのメリット
- インデックスで要素にアクセスできる。
- 要素の追加や削除、変更ができる。
- その他便利な機能が多数存在する。
辞書とは
辞書にはキーと値のセットを複数格納することができます。
キーで検索し、それに対応する値を取得できます。
辞書は波かっこ{}で作成します。要素は「キー:値」のセットで構成し、要素間はカンマ(,)で区切ります。
使用例
以下は果物の名前をキーに、果物の値段を値としてfruitsという辞書に格納するプログラムです。
fruits = {"apple":100,"orange":200,"banana":300}
print(fruits["apple"])
print(fruits["orange"])
print(fruits["banana"])果物の名前から値段を検索できます。
辞書のメリット
- キーで値にアクセスできる。
- 要素の追加、削除ができる。
タプルとは
タプルには様々な値(数値、文字列、bool、…)を複数格納することができます。
ただし、リストとは異なり、値の変更はできません。
タプルは丸かっこ()で作成します。要素の間はカンマ(,)で区切りましょう。
使用例
以下は”apple”と”banana”をタプルでまとめ、出力するプログラムです。
fruits_basket = ("apple","banana")
print(fruits_basket[0])
print(fruits_basket[1])また、以下のようにタプルを辞書のキーとして用いることができます。
fruits = {fruits_basket:400,"orange":200,"banana":300}
print(fruits[fruits_basket]) #400
print(fruits["orange"]) #200
print(fruits["banana"]) #300タプルのメリット
- インデックスで要素にアクセスできる。
- 要素の追加や削除、変更ができないため、中身をうっかり変えてしまう心配はない。
- 辞書のキーとして指定できる。
まとめ
今回はリストと辞書とタプルについて解説しました。
今回紹介したのは概要のみで詳しい使い方は別の記事でまとめています。
覚えることが多くて大変ですが、最初にすべて暗記する必要はありません。
必要な時に調べていけば自然と覚えられますので、気負わずに学びましょう。
